バイアグラに続いて第2の勃起障害治療薬としてバイエル社から販売されたのがレビトラ(Levitra)です。
レビトラという名前は、男性定冠詞の「レ」(le)に生命という意味のラテン語「ビトラ」(vitra)を組み合わせたもので、今では世界中に出回っています。
日本でも2004年に認可が下りました。


このレビトラを開発したバイエル社は、ドイツの製薬会社です。
アスピリンの商標登録を持っていると言えば、いかに歴史があるかおわかりいただけるのではないでしょうか。
レビトラとバイアグラでは見かけはだいぶ違いますが、どちらも「PDE-5」(ホスホジエステラーゼ5)という酵素の働きを阻害することで勃起を助ける錠剤です。
PDE-5は酵素で、男性の勃起組織の中に存在しており、EDと深く関与しています。
バイアグラは世界的に名前が知れ渡っていますが、ED治療薬を使っている人の中にはレビトラのほうを好む人も大勢います。
特に欧米で発売されたときにはバイアグラを凌ぐ人気だったとか。
ところで、このレビトラという名前ですが、主成分になっている薬の名前はバルデナフィルで、実は「レビトラ」の名前は商標名だということをご存知でしょうか。
バイアグラも商標で、主成分の名前はシルデナフィルという薬です。
シアリスも、タダラフィルという薬が主成分になっています。
同じ薬を含んでいても用途が違うと別の商標名で呼ばれるケースもあります。
例えば、シルデナフィルはED治療薬に使われる場合は「バイアグラ」、肺動脈性高血圧症の治療薬としては「レバチオ」という商標名で販売されています。
先ほど、バイエル社がアスピリンの商標を持っていると述べましたが、やはりこのアスピリンもアセチルサリチル酸という薬が主成分。
あまり知られていませんが、このアセチルサリチル酸は世界で初めて人工的に合成された医薬品です。
つまり、それまで人類は、全て自然由来の薬に頼っていたわけです。